2010年12月人生が壊れた。HIV陽性、エイズ発症。絶望とともにどこまで行ける?
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リンの気配
2005-12-08-Thu  CATEGORY: ルームシェア時代
最近リンがなつかなくなっているような気がすると、同居人がぼやいた。
それも苛立たしそうに。
確かに、今日は少し犬の様子はおかしかった。
いつもは同居人がオレに向かって就寝の挨拶をすると
どんなにオレの部屋でくつろいでいようがすっ飛んで戻っていくのに、
今日は一度出て、それからオレのところへ戻ってきたのだ。
しばらく部屋の扉を開けて待っていた同居人。
「リン。こないのか?」
その声にオレが犬を押しやるように部屋から出しても、
腰に力を入れて前へ進もうとしない。
こんな様子は初めてだ。
「なんか最近おかしいんですよね」
「こいつのためを思ってやってるのに…バカバカしくなってきますよ」
あげくの果てには
「どっかに捨ててきちまおうかな、ちくしょう」
捨てゼリフともとれる発言まで。
ま、そんなことは絶対にないと信じているが、
犬の様子が少し変なのは、同居人の彼自身から発せられる何か雰囲気のようなものが微妙に影響を与えているような気もする。
近寄りがたいオーラを敏感にリンが感じているのかも…。
そうは思ってもシェアメイトという立場から、
オレはどこまで踏み込んでいいものやら判断がつかず言葉を飲み込むしかない。
それに、オレと一緒に暮らし始める前に同居人とリンには2年間という、
それこそリンがまだ小さい頃から一緒に生活してきたというかけがえのない時間がある。
たまにオレがおやつをあげたりするくらいでどうこうなるレベルの関係ではないはずだ。
たとえオレとリンの間にも何かしらの関係が築かれ始めているとしても、
それは絆のような強いものであるとはいえない。
なぜなら本当の絆は逃げ道などになるはずはないのだから。

生活のこと、仕事のこと、もしかしたら恋愛のこと
同居人の苛立ちの原因が何か分からないが、
シェアメイトとして、そして彼に好意を抱く者の純粋な心配として、
近いうちに機会があればそっと切り出してみようかと思う。
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