2010年12月人生が壊れた。HIV陽性、エイズ発症。絶望とともにどこまで行ける?
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台風クラブ
2005-07-25-Mon  CATEGORY: 日記
オレが学生時代の頃に『台風クラブ』という邦画があった。
主演・工藤夕貴。
台風の接近に伴ってソワソワと落ち着かなくなる中学生たちの
少しアンニュイな雰囲気を漂わせた映画だった。
ラストで衝撃的な出来事はあるが(あったと思うが)、まぁ、映画は佳作といったところかな。

そもそもオレは“台風が近づいてくるとそわそわと落ち着かなくなる感じ”を映像にしたということ自体に強い興味を抱いて見ていたから、
ストーリーよりも登場人物たちが、台風が近づいてくるというだけで言い知れぬ高揚感と不安感にどんどん気持ちが浸食されていく様子、その点だけを見ていたような気がする。

かくゆうオレも“台風接近”に異様に興奮する子供だった。
夏祭りよりも、花火大会よりも気持ちの高ぶりを感じていたと思う。
うちは商店街の中にある店屋で、「台風がくるぞ!」となると、
床上浸水を警戒して一階の店の荷物を二階に運び上げたり、
シャッターの周りを粘土で固めたりと、対台風への準備に大わらわになる。

それが何だか無性に楽しくて仕方なかったのだ。

親からすればそりゃぁたまったものじゃない。
営業どころじゃなくなるし、店に水が入れば被害もそれなりに出てしまう。
子供心にもそれは、わかる。
わかるのだが、その裏でそんな緊急事態をワクワクしながら待っているような気持ちを拭うことができない。

停電になる。好きなテレビが見られない。
が、ろうそくの明かりの中で、風が雨が暴れ回る音をじっと聞いていると
そんなことどうでもいいと思えるくらいドキドキした。

ついに水が家の中に入ってくる。
浸水した水を見ていたら、無性に懐中電灯をつけたまま水に浸けてみたくなってやってしまった。
あっという間にショートしてオシャカ。大目玉をくらう。
が、何だか楽しい。反省したふりしながら興奮していた。

今は…
明日の通勤がすごく心配でしょうがない。
蒸し暑いのにさらに雨で濡れるなんて考えただけで気持ち悪くなりそうだ。

オレはいつ、『台風クラブ』を抜け出してしまったのだろう―
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